胃の不調と腰痛


Masahito Shiba

横浜鶴見・蒲田を拠点に活動する治療家パーソナルトレーナー。身体の調子を整えるためのセルフケア方法を配信中。

鍼灸師/NSCA認定パーソナルトレーナー/JCMA認定体軸セラピスト


マラソンシーズンになると思い出すのが2016年の9月初旬の出来事。
今年からはウェイトトレーニングに重点をおいているというのもあり、ランニングは6㎞を週2回程度ですが、
その当時は月間300km以上と、マラソンのためにそこそこ走り込んでいました。

2016年8月末の1週間はかなり気合を入れて週100kmの走り込み。
疲労感もありましたが、達成感もあり、気持ちよくその週を終えました。
だが翌週の9月初旬、食事をした途端、急に胃が痛くなり動けなくなりました。走り込みのストレスによる胃酸過多です。そして胃の不調が徐々に背中や腰の筋肉に影響を及ぼし張り感もでてきました。

「こんな事あったなー。」と思い出していたら、
ちょうど先日、担当しているお客様から去年の私と似たような症状で相談を受けました。
その方は、もともと腰痛持ちで、ここ数ヶ月は調子良かったんですが、
2週間前からまた少し腰が痛み出したとのこと。

全身をチェックし、治療後にお話を伺ってみたら、最近胃がもたれてるとおっしゃってました。
そこで胃からくる腰痛を緩和するセルフケア方法をご案内。
治療で痛みは緩和し、セルフケアで痛みが消失しました。
腰痛でお悩みの方はもしかしたら胃からきている可能性もあるので、是非下記の2種目のワークをお試しください。




①みぞおちをゆるめる
みぞおちの奥には胃があり、その後ろには膵臓があります。
胃が不調で固まると、その固さが膵臓に伝わり膵臓も固まります。
膵臓は腹膜後器官と呼ばれ背中に付着しているため、固まると腰背部に影響を与えます。

みぞおちをゆるめることで、胃や膵臓にもアプローチをかけることができ、結果腰背部をゆるめることができます。



②胃の経絡ストレッチ
胃の経絡は体の前面を通ります。

胃が不調になると、胃の経絡にも影響を及ぼすので、このラインを伸ばしてゆるめます。

足を前後に開き、腰に手をあてます。

そこから腰を前方にスライドさせ、胃の経絡を伸ばしていきます。

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