姿勢・軸の分類


Masahito Shiba

横浜鶴見・蒲田を拠点に活動する治療家パーソナルトレーナー。身体の調子を整えるためのセルフケア方法を配信中。

鍼灸師/NSCA認定パーソナルトレーナー/JCMA認定体軸セラピスト


まず三つの姿勢に分類します。

《 一次姿勢 》


立つ、座る、寝る姿勢。



《 二次姿勢 》


自然体の姿勢。一次姿勢から若干崩れた姿勢。



《 三次姿勢 》


歩行やスポーツなど、動いている時の姿勢。


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そして一次姿勢はさらに4つの姿勢に分類されます。


《 1軸姿勢 》


体の前面に軸がある姿勢。
特徴として以下のものがあげられます。

・母指球にのる
・みぞおち、胸椎12番と腰椎1番の意識が高まる
・体の前面にあるアウターマッスルを優位に使う



《 2軸姿勢 》


1軸と3軸の間に軸がある姿勢。
特徴として以下のものがあげられます。

・土踏まずにのる
・へそ周り、腰椎3番の意識が高まる
・体の前面にあるアウターマッスルと、インナーマッスルを優位に使う



《 3軸姿勢 》


内くるぶしの直下(ウナ)
膝裏
会陰
腰の前
胸の真ん中
頭の真ん中
百会の指一本後ろ

を通る、センターや体軸と言われている軸。
一次姿勢はこの姿勢がとれると良い。
特徴として以下のものがあげられます。

・ウナにのる
・腰椎5番の意識が高まる
・インナーマッスルを優位に使う



《 4軸姿勢 》


3軸の後ろに軸がある姿勢。
特徴として以下のものがあげられます。

・かかとにのる
・仙骨と尾骨の意識が高まる
・体の後面にあるアウターマッスルを優位に使う


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一次姿勢を体軸(3軸)が通った姿勢にすると、
二次姿勢や三次姿勢は力の抜けた柔らかい(フリー)姿勢でいられます。

ですが、大腿四頭筋(ももの表)や腹直筋(いわゆる腹筋)などのアウターマッスルが優位な一次姿勢だと、
二次姿勢や三次姿勢は力の入った固い(スティッフ)姿勢になってしまいます。

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