まず三つの姿勢に分類します。
《 一次姿勢 》
立つ、座る、寝る姿勢。
《 二次姿勢 》
自然体の姿勢。一次姿勢から若干崩れた姿勢。
《 三次姿勢 》
歩行やスポーツなど、動いている時の姿勢。
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そして一次姿勢はさらに4つの姿勢に分類されます。
《 1軸姿勢 》
体の前面に軸がある姿勢。
特徴として以下のものがあげられます。
・母指球にのる
・みぞおち、胸椎12番と腰椎1番の意識が高まる
・体の前面にあるアウターマッスルを優位に使う
《 2軸姿勢 》
1軸と3軸の間に軸がある姿勢。
特徴として以下のものがあげられます。
・土踏まずにのる
・へそ周り、腰椎3番の意識が高まる
・体の前面にあるアウターマッスルと、インナーマッスルを優位に使う
《 3軸姿勢 》
内くるぶしの直下(ウナ)
↓
膝裏
↓
会陰
↓
腰の前
↓
胸の真ん中
↓
頭の真ん中
↓
百会の指一本後ろ
を通る、センターや体軸と言われている軸。
一次姿勢はこの姿勢がとれると良い。
特徴として以下のものがあげられます。
・ウナにのる
・腰椎5番の意識が高まる
・インナーマッスルを優位に使う
《 4軸姿勢 》
3軸の後ろに軸がある姿勢。
特徴として以下のものがあげられます。
・かかとにのる
・仙骨と尾骨の意識が高まる
・体の後面にあるアウターマッスルを優位に使う
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一次姿勢を体軸(3軸)が通った姿勢にすると、
二次姿勢や三次姿勢は力の抜けた柔らかい(フリー)姿勢でいられます。
ですが、大腿四頭筋(ももの表)や腹直筋(いわゆる腹筋)などのアウターマッスルが優位な一次姿勢だと、
二次姿勢や三次姿勢は力の入った固い(スティッフ)姿勢になってしまいます。
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