母指を使いすぎると首肩を痛める


Masahito Shiba

横浜鶴見・蒲田を拠点に活動する治療家パーソナルトレーナー。身体の調子を整えるためのセルフケア方法を配信中。

鍼灸師/NSCA認定パーソナルトレーナー/JCMA認定体軸セラピスト


体の部位の中で使用頻度が高いのが手指。

その中でも特に力を入れやすく、使いやすいのが親指です。

1日を思い返してみると、食事や歯磨き、料理や洗濯、PCやスマホ。
あらゆる局面で親指を使用しています。



親指の筋肉はアナトミートレインのディープフロントアームライン(以下DFAL)上にあり、

小胸筋(胸)
上腕二頭筋(力こぶ)
橈骨の骨膜(前腕の親指側)
母子球筋(親指の付け根のふくらみ)

と連動していきます。

DFALが固まると、肩は内巻きになり猫背になるので、
首肩こりや首肩の痛みに繋がります。

上記症状でお悩みの方は下記のほぐしをおこなってみてください。

DFALの問題であれば、こりや痛みが緩和されます。





1)合谷穴(ごうこくけつ)


親指の付け根にあるふくらみを、
反対側の親指と人差し指で摘んで押します。

ここには合谷というツボがあり、頭痛や歯痛などの痛み全般、花粉症、難聴、耳鳴りなどにも効果があります。



2)陽渓穴(ようけいけつ)


親指の付け根にある凹む場所。
ここに陽渓というツボがあります。

ここに反対の親指を引っ掛けます。手前に引くイメージで圧をかけ、手首は奥に倒すように動かします。



3)前腕母指側の筋肉


DFAL上の筋肉ではありませんが、
ラインに近いところにある、この筋肉が固まりやすいので、
ここを反対側の親指・人差し指・中指で摘んでほぐします。

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