みぞおちの張りと足の疲れ


Masahito Shiba

横浜鶴見・蒲田を拠点に活動する治療家パーソナルトレーナー。身体の調子を整えるためのセルフケア方法を配信中。

鍼灸師/NSCA認定パーソナルトレーナー/JCMA認定体軸セラピスト


本日は足の疲れについて。
先日、契約施設の女性スタッフに足の疲れについて相談されました。
ずっと立っていると足が疲れたり、痛みが出るみたいです。

立ち仕事の方は特にそうだと思いますが、仕事の終盤になると足が浮腫んだり、疲れたり痛くなったりしますよね?
もちろん長時間立ちっぱなしでいたら、誰でも疲れると思います。
でもその中でも
浮腫む人と浮腫まない人。
疲れが酷い人とそこまで疲れない人。
痛む人と痛まない人。
ざっくりとこんな感じにわかれると思います。

なぜこの差が生まれるのか。その原因の一つが重心位置の違いです。
私が見る限りだと、足が疲れやすい人は重心位置が前方にある方が多いです。少し詳しくすると、胸を張り重心落下点が母指球や土踏まずあたりにある人です。
ここに重心が落下していると、膝に力が入り、ふくらはぎは常にストレッチがかかっている状態になります。
仮に8時間労働で、小まめに動いていたとしても、基本は8時間ずっとこの姿勢になるので、膝やふくらはぎにはかなりのストレスをかかります。
これでは足は疲れますし、場合によっては痛みがでますよね。

これを回避するには重心位置を少し後ろに変える必要があります。
そのために、みぞおちの力を抜いて少し丸めてみてください。

ワークだと
クロスポイントシステム
体幹のクロスポイント
みぞおち/背中のスイッチ

これをおこなっていきましょう。

そして、重心落下点は内くるぶしの真下になるのがベストです。
内くるぶしの真下は「ウナ」と呼ばれ、スネの骨である脛骨の直下にあたります。
骨は身体の土台です。脛骨の直下に乗るということは、土台に乗ることになるので、身体に余計な負担がかからなくなり、足の疲れや痛みが軽減されます。
ウナに乗るにはワークだとウナ打法がオススメです。
下記の記事にやり方が書いてあるのでこれを参考に実践してみてください。

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