わきを締めるとわきを閉じるは違う


Masahito Shiba

横浜鶴見・蒲田を拠点に活動する治療家パーソナルトレーナー。身体の調子を整えるためのセルフケア方法を配信中。

鍼灸師/NSCA認定パーソナルトレーナー/JCMA認定体軸セラピスト


ブログやセッション中に「わきを締めましょう!」とよくお伝えしてますが、皆さん(全員ではないが)と私とで「わきを締める」という言葉の認識にズレがあるという事に最近気づきました。
完全に説明不足でしたね。すみません。なので、ここで再度「わきを締める」について細かく書きます。

認識の違いで多いいのは見た目のわきを締めた状態。「わきを締める」と聞くと腕を体幹にぴったりつける気をつけの姿勢。わきを閉じた状態をイメージされる方が多いいようです。
私がお伝えしている「わきを締める」とは見た目ではなく機能の話で、前鋸筋が優位に働いた状態のことを言います。

気をつけの姿勢で前鋸筋が優位に働いていればわきを締めた状態。
腕を横に広げても前鋸筋が優位に働いていればわきを締めた状態。
バンザイでも前鋸筋が優位に働いていればわきを締めた状態。

見た目は関係なく、前鋸筋が優位に働いていれば、どの腕の位置でもわきを締めた状態になります。
逆に気をつけの姿勢でも前鋸筋が働いていなければ、わきを締められていない。わきが開いている状態です。
わきが甘いとも言いますね。

なので、私が「わきを締める」と言ったら、「前鋸筋を優位に働かせること」という意味なのでお間違えなく。

前鋸筋の機能に関しては立甲の記事に書いてあるので、そちらをご参照ください。

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