肩と膝の痛みは連鎖する


Masahito Shiba

横浜鶴見・蒲田を拠点に活動する治療家パーソナルトレーナー。身体の調子を整えるためのセルフケア方法を配信中。

鍼灸師/NSCA認定パーソナルトレーナー/JCMA認定体軸セラピスト


関節の場所的には遠いので、関係無さそうに思える肩と膝。
ですが色々な方のお話を聞いていると、肩と膝をセットで痛めている、
もしくは、時期はズレているけど、肩と膝を痛めたことがある、
という方が多いように感じます。

私自身も時期は違いますが、
左肩は亜脱臼したことがありますし、
左膝は腸脛靭帯炎になったことがあります。

私の場合はアナトミートレインの中で、体の外側を通るラテラルライン。
ここの左右バランスの崩れから、左側を痛めやすい傾向があります。



そして、本日セッションをおこなったお客様は左肩と右膝の痛み。

左の広背筋(背中の筋肉)
右の大殿筋(お尻の筋肉)・腸脛靭帯(ももの外側にある靭帯)

が緊張状態になり、
左肩は下がり、右脚は外側に回旋していました。
バックファンクショナルラインの左右バランスの崩れによる痛みです。
このパターンで発生した痛みは、
肩が下がっている側の広背筋と、反対側のお尻をゆるめます。



①広背筋をゆるめる
※右の広背筋をゆるめる手順です。
右わきの下を摘んでほぐしましょう。

もしくは、
両手をバンザイし、右手首をつかみ、
右足の外側に左足をクロスして置きます。


そのまま体を左側に倒し、右手首を左側に引っ張りましょう。



②大殿筋をゆるめる
※右の大殿筋をゆるめる手順です。
椅子、もしくは地面に座り、
右足首を左膝の上に置き、体を前に倒します。



肩と膝を対角的に痛めている方は、バックファンクショナルラインが関係している可能性があるので、
鏡でどちらの肩が下がっているか確認してから、
上記2種目を試してみてください。

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