腰痛の治療で頻繁に使用しているツボがあります。
それは京門(けいもん)というツボです。
京門穴は第12肋骨の先端にあります。
横腹に手を当て一番下の骨が第12肋骨です。
京門穴に刺激を入れると、わき腹の筋肉である、
外腹斜筋と内腹斜筋がゆるみます。
頭板状筋/頸板状筋
↓
大菱形筋/小菱形筋(反対側の)
↓
前鋸筋
↓
外腹斜筋
↓
内腹斜筋(反対側の)
↓
大腿筋膜張筋/腸脛靭帯
↓
前脛骨筋
↓
長腓骨筋
↓
大腿二頭筋
↓
仙結節靭帯
↓
脊柱起立筋
と最終的には背中の筋肉である脊柱起立筋に繋がります。
そしてスパイラルラインは途中で
大腿筋膜張筋/腸脛靭帯
を通りますが、この筋肉は画像左のバックファンクショナルラインと関係が深く
外側広筋
↓
大殿筋
↓
広背筋(反対側の)
とバックファンクショナルラインには大腿筋膜張筋/腸脛靭帯は含まないものの、
外側広筋の上にあるため連鎖しやすく、バックファンクショナルラインにも影響を与えるものと考えます。
外腹斜筋
↓
内腹斜筋(反対側の)
↓
大腿筋膜張筋/腸脛靭帯
↓
外側広筋(ここからバックファンクショナルラインに入る)
↓
大殿筋
↓
広背筋(反対側の)
と流れ、最終的に背中の筋肉である広背筋と繋がります。
京門穴に刺激をいれるとこのように連鎖し、腰~背中の筋肉をゆるめます。
腰痛でお悩みの方は是非お試しください。
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