よく使う腰痛に効くツボ


Masahito Shiba

横浜鶴見・蒲田を拠点に活動する治療家パーソナルトレーナー。身体の調子を整えるためのセルフケア方法を配信中。

鍼灸師/NSCA認定パーソナルトレーナー/JCMA認定体軸セラピスト


腰痛の治療で頻繁に使用しているツボがあります。


それは京門(けいもん)というツボです。

京門穴は第12肋骨の先端にあります。
横腹に手を当て一番下の骨が第12肋骨です。

京門穴に刺激を入れると、わき腹の筋肉である、
外腹斜筋と内腹斜筋がゆるみます。


この二つの筋肉はアナトミートレインのスパイラルラインにあり


頭板状筋/頸板状筋
大菱形筋/小菱形筋(反対側の)
前鋸筋

外腹斜筋

内腹斜筋(反対側の)

大腿筋膜張筋/腸脛靭帯
前脛骨筋
長腓骨筋
大腿二頭筋
仙結節靭帯

脊柱起立筋


と最終的には背中の筋肉である脊柱起立筋に繋がります。



そしてスパイラルラインは途中で

大腿筋膜張筋/腸脛靭帯


を通りますが、この筋肉は画像左のバックファンクショナルラインと関係が深く


外側広筋
大殿筋
広背筋(反対側の)

とバックファンクショナルラインには大腿筋膜張筋/腸脛靭帯は含まないものの、
外側広筋の上にあるため連鎖しやすく、バックファンクショナルラインにも影響を与えるものと考えます。

外腹斜筋
内腹斜筋(反対側の)
大腿筋膜張筋/腸脛靭帯
外側広筋(ここからバックファンクショナルラインに入る)
大殿筋
広背筋(反対側の)

と流れ、最終的に背中の筋肉である広背筋と繋がります。

京門穴に刺激をいれるとこのように連鎖し、腰~背中の筋肉をゆるめます。

腰痛でお悩みの方は是非お試しください。

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