昨日は契約店舗であるティップネス蒲田店でランニングセミナーをおこないました。
相方は、シーサイドランでも一緒だった、フルマラソン2時間半の加藤君。
※施設内撮影不可のため、シーサイドランの時の写真です。
一昨日のフィットネスクラブ駅伝でも一緒でしたが(チームは別)、さすが2時間半。
現役時代は1km走を3分切るスピードで走っていたようなので、とても追いつけず。
一瞬ついて行こうかと思いましたが、ついて行ったら途中で吐く気がしたのでやめておきました。笑
そんな加藤君と一緒にセミナーをおこないましたが、私がお伝えしたのはただ一つ。
身体の使い方です。
(ランメニューの組み方、練習方法、食事方法、シューズ選びはつい最近まで現役だった加藤君に丸投げです。笑)
トータル1時間と短い時間だったので、多くはお伝えできませんでしたが、主要な部位をお話させて頂きました。
その部位とは
わき
みぞおち/背中
股関節
この3点です。
《 わきの機能を高める 》
わきとは筋肉で言うと前鋸筋(ぜんきょきん)。
前鋸筋が機能するとアナトミートレインのスパイラルラインが機能するので、
前鋸筋
↓
外腹斜筋
↓
内腹斜筋(反対側の)
とわき腹の筋肉と連動し、体幹が安定します。
そして、体幹を使った腕振りになるので、肩や腕に力の入らない楽な腕振りになります。
前鋸筋の機能を高めるのは上肢クロスポイントワークの
わきのスイッチ
わきが効いて、前鋸筋が機能するとこのようにぶれなくなります。
《 みぞおち/背中の機能を高める 》
みぞおち/背中とは筋肉で言うと、大腰筋(だいようきん)と横隔膜(おうかくまく)です。
大腰筋が機能すると、足を背骨(中心)に向かって引きつけることができるため、
ランニング中の足上げの時のブレが最小限に抑えられます。
そして腰骨が安定します。
横隔膜の機能が高まると、呼吸がしやすくなるため、ランニング中の呼吸が安定します。
そして横隔膜は胸郭に付着しているため、肋骨と胸椎の動きが滑らかになり、腕振りがスムーズになります。
大腰筋と横隔膜の機能を高めるには、
体幹のクロスポイントワークの
みぞおち/背中のスイッチ
《 股関節の機能を高める 》
股関節とは筋肉で言うと大腰筋とハムストリングスです。
ランニング中の
足上げは《 みぞおち/背中の機能を高める 》でもお話したように大腰筋を使います。
そして地面を蹴る時にハムストリング使います。
ハムストリングはアクセル筋なので、機能するとスムーズに前に進むことができます。
大腰筋とハムストリングスの機能を高めるには
股関節スクワット
をおこないます。
詳細は『足を速くする』という記事に書いてありますので、そちらをご参照ください。
以上3点です。
マラソンシーズンなので、大会にエントリーされている方は、このワークをおこないながら、練習にはげんでください。
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