脚のラインを整える


Masahito Shiba

横浜鶴見・蒲田を拠点に活動する治療家パーソナルトレーナー。身体の調子を整えるためのセルフケア方法を配信中。

鍼灸師/NSCA認定パーソナルトレーナー/JCMA認定体軸セラピスト


先日、契約施設のスタッフから「脚を細くしたい」と相談をされました。女性にとって脚のラインは身体の中でも特に気になる部分になるかと思います。
ボディメイクもスポーツも、脚に関して共通して言えることは大腿四頭筋を優位にしないことです。詳細は以前書いたのでそちらをご参照ください。

そしてもう一つは脚のラインを整えること。美脚にもなるし、ゆがみが整うため、スポーツ動作も変わります。





《 ゆがみを確認する》


脚のラインが崩れている方は、お皿の位置に対して、スネが外に回転しているケースが多いです。

お皿の真ん中に親指をあて、膝下にある骨の出っ張りに反対側の手の親指をあてると、膝のゆがみを確認する事ができます。

これは主観ですが、お皿にあてた親指に対して、スネにあてた親指が一本以上外にズレている方は、脚のラインが崩れているように見えます。





《 ゆがみを改善する 》


このゆがみを戻すにはハムストリングス(もも裏)の内側。半腱様筋と半膜様筋の意識を高める事と、

ハムストリングスと関係性の深い、
大腰筋や横隔膜、内転筋や膝窩筋、後脛骨筋や長腓骨筋なども一緒に意識を高め、半腱様筋と半膜様筋が機能しやすい状況にする必要があります。

そのためにまず、クロスポイントシステムにある体幹と下肢のクロスポイントワークを行いましょう。

その後に割膝をおこないます。
下記の記事では内転筋とハムストリングスにまんべんなく刺激をいれてますが、今回は半腱様筋・半膜様筋を中心に刺激を入れてください。

終わったら再度膝のゆがみを確認していきましょう。先程より整っているかと思います。整った状態を維持できるように、ご紹介したワークを地道に続けてみてください。

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