ストレスが溜まると何故肩がこるのか


Masahito Shiba

横浜鶴見・蒲田を拠点に活動する治療家パーソナルトレーナー。身体の調子を整えるためのセルフケア方法を配信中。

鍼灸師/NSCA認定パーソナルトレーナー/JCMA認定体軸セラピスト


姿勢や動きの癖など肩こりの原因は様々ありますが、そのうちの1つにストレスがあります。
仕事や金銭面、人間関係など精神的にストレスがかかると交感神経優位になります。交感神経優位になると特に影響を受けやすいのが心臓や肺です。血圧や脈拍は上昇し、呼吸は乱れます。
心臓は胸椎1番〜4番。肺は胸椎1番〜2番、5番〜6番から出る交感神経に支配されています。そして胸椎1番〜6番には肩こりの代表的な筋肉である僧帽筋・菱形筋・板状筋が付着しているため、交感神経優位になり心臓や肺が活発になると、これらの筋肉にも影響を与えます。

ストレスに耐性があったり、発散が上手い人は溜め込むことはないので、ストレスが原因で肩はこりませんが、溜め込んでしまう人は心臓や肺はもちろんのこと僧帽筋・菱形筋・板状筋に常に刺激が入るため、緊張状態になりガチガチに固まってしまいます。これがストレスによる肩こりのメカニズムです。

ストレスが原因の肩こりだと、根本的にはストレスの元を解決するしかありませんが、対処療法的にマッサージや運動、あとは趣味などリラックスできる方法があればそれを実践することが効果的です。
そして個人的には3つの丹田を形成することをお勧めします。下丹田はリラックス効果、中丹田は肩こりの筋肉をゆるめ、上丹田は頭をスッキリさせます。ぜひお試しください。

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