過去2回、内科系疾患に対してのみぞおちの効果について書いた。
そして昨日、また別のお客様から、「みぞおちをゆるめたら便秘が解消された」との報告を受けた。みぞおち凄すぎる。
便秘が解消された理由として考えられるのは2つ。1つは小腸や大腸が動いたことだ。
みぞおちをゆるめて、さらにみぞおちを膨らます呼吸をやっていただいたのだが、呼吸をおこなうと横隔膜が上下に動き、それに合わせて内臓全体が動く。もちろん小腸や大腸も動き、結果排便が誘発されたのだろう。
そしてもう1つの理由。それは膵臓と肝臓・胆嚢が活発になったことによるものである。みぞおちの奥には胃・膵臓・肝臓がある。飲食物を摂取すると食道を通り、胃に到達すると胃液(酸性)で分解される。
そして分解さた飲食物は十二指腸にいくのだが、ここでアルカリ性である胆汁と膵液が混ざり酸性になっていた飲食物は中和される。だが、みぞおちが固いと胆汁や膵液が上手く分泌されず、酸性の飲食物がそのまま小腸に向かうことになる。そうなると小腸は酸で荒れてしまい動きが鈍くなり、結果便秘となる。みぞおちをゆるめるとこれが解決されるわけだ。
みぞおちのゆるめ方は、過去の記事でも紹介したようにこの2種目。
便秘でお悩みの方も是非試してみてほしい。
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