肩こりや五十肩をセルフケアで軽減させる


Masahito Shiba

横浜鶴見・蒲田を拠点に活動する治療家パーソナルトレーナー。身体の調子を整えるためのセルフケア方法を配信中。

鍼灸師/NSCA認定パーソナルトレーナー/JCMA認定体軸セラピスト


肩こりや五十肩で、
腕が上げずらい・上がらない、上げると肩が痛む
など、肩の不調でお悩みのお客様を何名か担当させてもらってます。


全員治療方法は違いますが、共通する部分もあるので、

本日はその共通する部分をシェアしたいと思います。





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内臓をゆるめる

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肩の動きが悪い方は、
みぞおちと動きの悪い側の肋骨下部が固まっている可能性があります。


内臓でいうと、
右は肝臓、真ん中は胃、左は脾臓


では、試しにこの3つの内臓をゆるめてみましょう。

まず、今の肩の動きや肩の張り・痛みなど状態を確認します。

腕を上げてみて、上げずら方を選んでください。
肩に痛みがある方は痛い方を選んで、無理のない範囲で上げてみてください。



どちらか決まったら、
みぞおちを触り、そこに空気を入れましょう。
これで胃をゆるめます。
5~10回おこないましょう。


次に右肩が痛い、右腕があげずらい方は右肋骨下部をさわり、肋骨を横に広げるようなイメージで空気を入れましょう。
これで肝臓をゆるめます。
これも5~10回おこないましょう。


左肩が痛い、左肩があげずい方は左肋骨下部を触り、肋骨を横に広げるようなイメージで空気を入れましょう。
これで脾臓をゆるめます。
これも5~10回おこないましょう。


終わったら、再度腕を上げてください。
さっきより肩の張りや痛みが引いたり、腕が上げやすくなったかと思います。



内臓が固まると、その周辺の筋肉も固まる事があります。

肝臓が固まると、右脇腹周辺の筋肉。
脾臓が固まると、左脇腹周辺の筋肉。
胃が固まると、みぞおち周りの腹筋が固まります。

これらの筋肉が固まると、肋骨を下にさげ、内に閉じるため、
腕があげずらくなったり、場合によっては肩が痛くなります。





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わきのクロスポイント

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そして、さらに効果を上げるために
わきのクロスポイントを刺激します。

クロスポイントに関しては、過去の記事 【 運転中の肩こりを取り除く 】をご参照ください。



わきのクロスポイントは腕と胴体の栄目にあります。


ここを押さえながら、腕を前後に5回ずつまわしましょう。


終わったら、もう一度腕を上げてみてください。

いかがでしょう。さらに動きが良くなったかと思います。





しっかりセルフケアをしないと、肩の不調はなかなか改善されません。
無理のない範囲でしっかりケアをしてあげましょう。

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