9/14木曜日の記事〝足を速くする〟では裏転子の意識を高めるワークをご紹介しました。
そして今回は、足を速くするために、もう一つ重要なポイントがあるので、
それをご紹介します。
《 胸を張る 》
速く走れるようにするためのには、胸を張ることが重要です。
胸を張ると重心が前に移動し、体が前に崩れそうになります。
人間はそこで体が前に崩れないように、反射的に足を1歩前に踏み出し、
バランスをとろうとします。
走る時にこれを利用します。
筋力にプラス重心移動と重力を利用して走っていくと、筋力だけで走るより効率よく、しかも楽に前に進むことができます。
※ウサイン・ボルト選手もしっかり胸を張っています。
《 胸を張りやすくするワーク 》
重心移動と重力を利用できるように、胸を張りやすくする3種類のワークをおこなっていきましょう。
①背骨のストレッチ
仰向けに寝転がり、膝を立て、両手を胸の前に伸ばします。
息を吸いながらバンザイをして、吐きながら胸の前に両手を戻しましょう。
これを10回おこないます。
②ブリッジ
みぞおちを天井に突き上げイメージで、ブリッジをします。
難しい方は頭をついていただいても構いません。
この状態をキープしたまま、深呼吸を10回おこないましょう。
③肩甲骨をよせる
両手を背中で組んで、下にさげ、
肩甲骨をよせます。
首を長くし、肩甲骨は背中の下の方によせていきましょう。
上記3種類のワークと『足を速くする』でご紹介したワークをセットでおこなっていきましょう。
マラソン大会前の方や、運動会前のお子さんに是非教えてあげてください。速く、楽に走れるようになって、スポーツの秋を満喫してくださいね。
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