なぜ10秒で前屈ができるようになるのか


Masahito Shiba

横浜鶴見・蒲田を拠点に活動する治療家パーソナルトレーナー。身体の調子を整えるためのセルフケア方法を配信中。

鍼灸師/NSCA認定パーソナルトレーナー/JCMA認定体軸セラピスト


昨日の記事、

10秒で前屈をできるようにする


が意外と反響がありまして、

『前屈で地面に手が着くようになりました』
『柔らかくなって嬉しいです』

など嬉しいお言葉をいくつかいただきました。



そんな複数あるお言葉の中で、

『なんでさすっただけで前屈ができるようになるんですか?』

という質問を数名の方からいただいたので、本日はそれにお答えします。





まず、私は高岡英夫氏が提唱する

体軸理論


をベースに治療や運動指導をおこなっています。

体軸には4本の軸が存在し、
前から、1軸・2軸・3軸・4軸
とあります。
※体軸理論でお話している体軸は3軸のことをさします。


画像を見ていただくとわかるかと思いますが、

1軸 → 母指球
2軸 → 土踏まず
3軸 → 内くるぶしの直下
4軸 → かかとの後ろ

を通ります。



そして、

1軸 → 体の前面のアウターマッスル優位
2軸 → 体の前面のアウターマッスルとインナーマッスル優位
3軸 → インナーマッスル優位
4軸 → 体の後面のアウターマッスル優位

になります。



前屈をする場合、体の前面を優位に働かせる姿勢をとった方が曲げやすくなるため、

母指球付近をさすり1軸に意識を向けさせます。

そうすると前屈がやりやすくなるんです。

後屈の場合にかかとをさすったのも同じ理屈。
4軸に意識を向けさせるためです。



このように、動きによって意識の方向を自由自在にかえられると、
今持っている最大限のパフォーマンスを発揮することができるわけです。

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