昨日は体幹リハビリテーションレベル1の再受講に行ってきました。
全行程終了したのに、また最初から勉強するのには理由があります。
それは、今まで
レベル1 → レベル2 → レベル3 → レベル4
と教わる側の視点や考え方で、下からどんどん積み上げていく形(ボトムアップ)で受講してきました。
ですが、今度は
レベル4 → レベル1
という、全てを学んだ上で、
教える側の視点や考え方を意識(トップダウン)してレベル1を受講しました。
意識が変わるとボトムアップ形式で学んでいた時とは視点が変わるので、
はじめてレベル1を聞いた時とは頭に入ってくる情報が変わり、また違った学びを得る事ができるのです。
このやり方は、全ての勉強に通じると思います。
何かを極めたい場合はこの方法は有効ですね。
《 膝裏の痛み 》
お皿周辺の痛み以外に、膝裏の痛みや違和感、つまり感に悩まれている方が多く見受けられます。
膝裏の痛みの原因の一つとして考えられるのは、膝窩筋(しつかきん)の緊張です。
膝窩筋は膝の裏にある筋肉で、
もも裏の筋肉である大腿二頭筋と筋連結しています。
9/15の記事、
骨盤矯正ならぬ、膝矯正
で書いた、膝の痛みの原因の一つである下腿外旋(スネが外に回転)は
大腿二頭筋の緊張によりおこります。
大腿二頭筋が緊張すると、下腿が
外旋し、
下腿内旋させる機能がある膝窩筋は引き伸ばされた状態で固定されてしまいます。
それが原因で膝窩筋が緊張し、膝裏に痛みが出るのです。
これを改善するためには、大腿二頭筋と膝窩筋を緩め、
下腿を内旋させる機能がある、ハムストリングスの内側の筋肉、半腱様筋・半膜様筋の機能を高めなければなりません。
そこで下記のワークをおこないましょう。
続けていくと痛みの緩和に繋がるので、地道におこなってください。
1)ツボ押し
大腿二頭筋をゆるめるツボの委陽(いよう)を刺激します。
委陽は膝裏の外側。大腿二頭筋腱の内側にあります。
ここを無理のない範囲で指圧していきましょう。
2)膝裏のスイッチ
クロスポイントシステム → 下肢のクロスポイントワーク
にある膝裏のスイッチをおこないましょう。
3)割膝
下腿外旋の説明の時に書いた
『骨盤矯正ならぬ、膝矯正』
に半腱様筋・半膜様筋の機能を高める、割膝というワークが記載されていますので、それをおこなっていきましょう。
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