ファスティングで味覚が変わるメカニズム


Masahito Shiba

横浜鶴見・蒲田を拠点に活動する治療家パーソナルトレーナー。身体の調子を整えるためのセルフケア方法を配信中。

鍼灸師/NSCA認定パーソナルトレーナー/JCMA認定体軸セラピスト



月曜に一日だけファスティングをしました。

そして次の日の朝、みかんを食べたんです。そしたら、味覚が全然違うんですよね。その日は昼も夜もご飯の味が全然違いました。
どう違うかというと、いつもより味がわかる。いつもより美味しく感じるんです。

なんでかなーと思ってネットで調べても、味覚が変わることは書いてあっても、そのメカニズムまで書いてある記事は見つからなかったので、自分なりの考えを書いてみました。





《 ファスティングで味覚が変わるメカニズム 》


ファスティングをすると、内臓が休まります。
すると内臓の副交感神経である迷走神経が活性化します。
迷走神経は内臓運動以外にも、咽頭喉頭の味覚の神経でもあるので、迷走神経神経が活性化すれば咽頭喉頭の味覚も敏感になります。

そして迷走神経の中枢である延髄には、舌の後ろ1/3の味覚の神経である舌咽神経
舌の前2/3の味覚の神経である顔面神経も出ています。
迷走神経が活性化されれば、中枢である延髄も活性化されるので、延髄を介してこれら2つの神経が活性化されることも十分に考えられるわけです。



濃い味を好む現代人。
もしかしたらストレスや暴飲暴食で内臓がガチガチに固まり、迷走神経の感覚が麻痺して、味がわからなくなっているのかもしれません。

濃い味の食べ物をとりすぎると病気になるリスクが高まりますからね。
ファスティングは少し辛いですが、現代人には必要なものなのかもしれません。





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