胸が死ぬ


Masahito Shiba

横浜鶴見・蒲田を拠点に活動する治療家パーソナルトレーナー。身体の調子を整えるためのセルフケア方法を配信中。

鍼灸師/NSCA認定パーソナルトレーナー/JCMA認定体軸セラピスト


胸(胸の中心)には〝中丹田〟という身体意識があります。
中丹田が発達すると愛・情熱・やる気・闘争心などの気持ちが活発になります。
見た目で言うと、男性ではたくましい胸板になり、女性ではバストアップになります。
姿勢は良くなり、心肺機能も向上します。

〝胸が死ぬ〟とは〝中丹田が弱まる〟ということ。
姿勢は猫背気味になり、心肺機能も低下。やる気や自信がない状態です。

ランニング中、キツくなってくると猫背気味になり肩が上がってきます。この状態になると呼吸はさらに苦しくなり、体はブレ、スピードもどんどん落ちてきます。

ベンチプレスやスクワットなどのウェイトトレーニングの時、キツくなってくると背中は丸まり肩に力が入ってきます。この状態になると体がブレ、重りが上がらなくなっていきます。

これは〝胸が死んでる。中丹田が弱まってる〟状態です。
キツくて闘争心ややる気が失われてくるとこのような状態になります。

キツイ状況に追い込まれても、なお力を発揮するには胸の意識、中丹田の意識を強化しなければなりません。

下記の3つは中丹田強化、そして胸を動かしやすくするエクササイズです。いっさい道具を使わずにできるので、ぜひ自宅などで行ってみてください。





①胸式呼吸

1.胸の真ん中に手をあてます。
2.みぞおちを丸め力を抜きます。

3.鼻から息を吸って、肋骨を前・横・後ろの全方向に広げます。
4.口から吐いて元に戻します。
これを10回繰り返しましょう。



②ブリッヂ(胸椎の伸展)

1.名前の通りブリッヂをします。

キツイ場合は頭を地面につけたままブリッヂしましょう。
2.そのまま深呼吸を5〜10回繰り返します。



③立甲

これは以前ブログにあげたので、やり方はそちらをご覧ください。
立甲ができるようになると肩甲骨が肋骨から離れ自由度が増します。イコール胸の自由度も増すわけです。

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